まずはご相談ください!
まずはご相談ください!

[受付]9:00~19:00 [定休日]月曜日 メール・LINEは24時間受付中!

blog

モルタルと基礎のひび割れの理由

  • お知らせ
住宅や建築物の外壁に広く利用されるモルタル。
モルタルは人気が高い材質であるものの、同時に多くのデメリットも持ち合わせています。

今回はその中からひび割れに焦点を当て、モルタルの基本、ひび割れの原因と対策について見ていきましょう。

□モルタルの基礎


1:モルタルとは

そもそもモルタルとはどのようなものなのでしょうか。
モルタルは、水、セメント、砂を混ぜ合わせた建築素材です。
塗りやすく加工しやすい特性を持ち、乾燥後は独特の質感を生み出します。
そのため、住宅の外壁材として広く愛用されています。

2:モルタルの特徴

モルタルは乾燥前の柔軟性と乾燥後の美しい風合いから、さまざまな場面で使われています。

一方、メリットだけでなく、汚れやすいなどのデメリットも存在します。
モルタルには防水性の低さや汚れやすさなどの特徴もあります。
そこで多くの場合、塗装により美観と防水性を向上させています。

そのため、モルタルがひび割れしている場合、建物の保護と機能維持のためにもすぐ補修しましょう。

□基礎ひび割れを放置するリスクと対策

*基礎のひび割れの種類


建物の基礎部分にひび割れが生じることは、建物の安全性に関わる大きな問題です。
基礎のひび割れには、基礎本体のひび割れと、表面のモルタルに生じるひび割れの二種類があり、それぞれ原因と対策が異なります。

1:ヘアクラックと構造クラック

モルタルに現れるひび割れには、「ヘアクラック」と「構造クラック」の二種類があります。
ヘアクラックは細いひびで、すぐさま対処が必要となるものではありません。

一方、構造クラックはより深く幅も広いもので、建物の構造的安全性に直接影響を及ぼす危険があるためすぐに対応しましょう。

2:塗膜の浮き・はがれ

モルタルの外壁は防水性を高めるために塗料が塗装されますが、この塗膜が浮いたり剥がれたりすると外壁の劣化が進行しやすくなります。
塗膜の損傷は、モルタル自体の防水性能を低下させ、カビやコケの発生原因にもなり得ます。

3:カビ・コケの発生

外壁の塗膜が剥がれるとモルタルの防水性が低下し、雨水などを吸収しやすくなります。
この状態が続くとカビやコケが生じやすくなるため、外壁の見栄えだけでなく、建物自体にも悪影響を及ぼします。

*ひび割れの原因と対策


基礎のひび割れは、乾燥収縮、気温低下、地盤の不均等な沈下、施工不良やコンクリートの劣化など、さまざまな原因により発生します。
これらのひび割れを見つけた場合、建物の安全を確保するためにも、専門家による調査と適切な対策が必要です。

*モルタル外壁のケア


モルタルの外壁は、塗膜のメンテナンスや、定期的な点検と清掃により、その寿命を大幅に延ばせます。
特に、ひび割れや塗膜の剥がれが見られた場合は、早めの修復をおすすめします。

□まとめ


今回はモルタルのひび割れについて見てきました。
基礎のひび割れは家の根幹に関わる大変重要なものであり、決して楽観視できるものではありません。
ひび割れを始めとした汚れや傷に正しく対処し、長く家を使い続けましょう。