豊橋市M様邸、縁切り（タスペーサー挿入）です！

本日も現場ブログを見てくださってありがとうございます！

本日は、スレート瓦のため、タスペーサーを設置していきます。

スレート屋根に塗装をした場合、屋根材と屋根材の重なり部分の隙間を塗料が覆ってしまい、上の素材と下の素材がくっついてしまいます。

そうなった場合、雨水の逃げ場が無くなり、雨漏りの原因になる可能性があります。これを回避するために隙間を覆ってしまった塗膜に隙間を空ける作業を縁切り（カッターや皮スキをつかって塗料をバリバリと剥がしていく作業）といいます。

現在はタス―ペーサ―という添付写真にもあるギターのピックのような形をした部材を塗装前に設置し、縁切りの代わりとすることが主流となっています。目的としては、以下の3点があげられます。

① 屋根材同士に隙間を作り、屋根の内側への浸水や結露の発生を防ぎ、屋根裏を腐食させないため

② 狭すぎる隙間から水を吸い上げて内側に取り込んでしまう”毛細管現象”を防ぐため

③ 日中暖められた屋根材が夜に冷やされて内側にできる結露を外に逃がし、屋根下地材である野地板の腐食を防ぐため

これらの3点を防ぐためにも、本日はタスペーサーの挿入を行っていきます！

※営業さんによってはタスペーサーや縁切りすら知らなかったり、手間や費用を抑えるため、タスペーサーはやらない方がよいという会社もあります。スレート瓦を塗装する場合、一部の例外を除いて基本タスペーサーは必要ですので、信頼置ける会社に屋根塗装を任せましょう。

M様、本日も宜しくお願いします。

【工事工程】

挨拶回り

足場架け

高圧洗浄　　

下地処理（屋根副資材補強等）  

下地処理（コーキング作業やクラック補修）  

※付帯部下塗り

※下地調整

養生　　

屋根下塗り

タスペーサー挿入　　← 今ここ　

屋根中塗り

屋根上塗り

外壁下塗り　　

外壁中塗り

外壁上塗り

プロテクトコーティング

付帯部塗装

バルコニー防水

完了チェック

足場解体

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